オリンパスは、スピニングディスク型共焦点超解像顕微鏡「SpinSR10」を発表した。分解能120nmの光学性能で、細胞内小器官の微細な変化、細胞内部の構造や信号伝達などの動きをライブ観察できる。
ロームは、ウェアラブル機器向けに、ストレス測定や血管年齢測定に対応したハイスピード光学式脈波センサー「BH1792GLC」を開発した。1024Hzの高速サンプリングに対応し、バイタルセンシングをサポートする。
富士経済は、「2017年 先端医療・ライフサイエンス研究市場データブック」を発表した。2025年には先端医療関連市場が1兆8546億円、ライフサイエンス研究関連市場が1479億円になると予測している。
テルモは、従来機種から30%軽量化した「テルフュージョン輸液ポンプ28型」を販売開始した。従来機種から操作方法を変えることなく、近距離無線による外部通信機能などを追加している。
オリンパスは、迅速で正確な内視鏡外科手術をサポートする外科手術用3D内視鏡「ENDOEYE 3D 硬性ビデオスコープ」を日本で販売開始した。2D製品と同様の使用感で3D映像を観察でき、容易に奥行き感を把握できる。
ミツフジは、朝日ラバー、埼玉大学と共同で、着るだけで呼吸波形を計測できる着衣型ウェアラブルデバイスの開発を開始した。睡眠ポリグラフ検査が簡単に行えるウェアラブルシステムを目指す。
早稲田大学は、大阪大学や量子科学技術研究開発機構、浜松ホトニクスと共同で、ガンマ線を可視化する580gの小型カメラを開発した。このカメラを用いて、生体マウスの3D同時分子イメージングにも成功した。
富士フイルムは、レーザー光源を搭載した内視鏡システム「LASEREO」シリーズの新製品「LASEREO 7000システム」を発表した。レーザー制御技術の進化により視認性を高め、精細な観察を支援する。
新エネルギー・産業技術総合開発機構は、NTTアドバンステクノロジ、大阪大学と共同で、KTN結晶を用いた光スキャナーにより、硬性内視鏡による生体組織の3次元イメージングに成功した。
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、超音波診断装置「Affiniti 30」を発売した。プレミアムクラスの性能を搭載した装置で、心臓、腹部、血管、表在臓器を撮影するための基本アプリケーションに特化している。
京都大学はサイフューズと共同で、バイオ3Dプリンタを用いた末梢神経損傷に対する神経再生技術の開発に成功したと発表した。バイオ3Dプリンタで、細胞のみから成るバイオ3次元神経再生導管を作製した。
産業技術総合研究所は、日本板硝子、ゴーフォトンと共同で「モバイル遺伝子検査機」を開発した。片手で持ち運べるほど小型軽量で、約1時間を要していた細菌やウイルスの検出が約10分で可能に。バッテリー駆動するので検査場所も問わない。
パイオニアは独自の音響技術を用いて聴覚性能を高めた医療用電子聴診器「U10」シリーズの生産・出荷を開始した。臨床現場での実用化検証に主眼を置き、限定生産とする計画だ。
コニカミノルタは、超音波診断装置「SONIMAGE HS1」シリーズの新バージョンを発売した。新たに独自の超広帯域高感度プローブ技術を用いた4種類のプローブを開発した。
オリンパスは、食道狭窄を治療するための処置具製品である食道拡張用バルーンとインフレーターを発売した。適用部位や狭窄の度合いに合わせ、6種類のバルーン径をそろえた。
ルネサス エレクトロニクスは、ウェアラブル機器や補聴器などの小電力アプリケーション向けに、ワイヤレス充電システムソリューションを開発した。受電IC「RAA457100」と送電IC「RAA458100」で構成される。
東北大学は、血行状態モニタリング装置「魔法の鏡」を開発した。鏡型ディスプレイにビデオカメラとコンピュータを内蔵し、その前に立つだけで血行状態や心拍数などを表示できる。
ロシュ・ダイアグノスティックスは、臨床現場で即時に検査できる遺伝子検査機器「コバス Liat」を「JACLaS EXPO 2016」に出展した。2017年に発売予定としている。
日立製作所は、従来装置に比べて大幅に消費電力を低減するなどした、マルチスライスCT装置「Supria/Supria Grande V2.21」を販売開始した。医師の読影支援やワークフローも改善し、操作性がさらに向上している。
日本メドトロニックは、原因不明の失神や潜因性脳梗塞患者向けの植え込み型心臓モニター「Reveal LINQ」を発売した。
島津製作所は、リンパ管を可視化し、乳がんの転移診断を支援する近赤外光カメラシステム「LIGHTVISION」の販売開始を発表した。
GEヘルスケア・ジャパンは、半導体検出器を搭載したPET/CT装置「Discovery MI」と、SPECT/CT装置「Discovery NM/CT 670 CZT」を発売。併せて、PET診療を支援する読影ソリューション「Centricity Universal Viewer 100 edition PET」も発表した。
日立製作所は、三菱重工業とX線治療装置事業について事業譲渡契約を締結し、三菱重工のX線治療装置事業を日立に譲渡することで合意したと発表した。
シーメンスヘルスケアは、デュアルソースCT装置「SOMATOM Drive(ゾマトムドライブ)」を発売した。
東北大学は、ルシールと共同で研究・開発した、低侵襲で簡便に実験動物の脳の神経活動を可視化できる「極微細蛍光内視鏡イメージングシステム」が商品化された。研究機関を中心に、ルシールより販売される。
NTTドコモは、皮膚から放出される複数種類のガスのうち、脂肪代謝・飲酒・脱水の指標となる3種類のガスを足裏から同時計測できる健康管理装置を、「世界で初めて開発した」と発表した。
日本シグマックスは、超音波画像診断装置「ポケットエコー miruco(ミルコ)」の販売を開始した。
日本メドトロニックは、植え込み型心臓ペースメーカー「メドトロニック Advisa MRI」(Advisa MRI)と、植え込み型除細動器(ICD)「Evera MRI ICD」シリーズ、両室ペーシング機能付き植え込み型除細動器(CRT-D)の「Amplia MRI CRT-D」シリーズについて、従来の1.5テスラに加え3テスラMRIでの全身撮像対応が可能になったと発表した。
GEヘルスケア・ジャパンとゲティンゲグループ・ジャパンは、外科手術とカテーテルによるインターベンションのための統合システムの販売開始を発表した。
リンクスは、顕微鏡・マイクロスコープ用のカメラパッケージ「Basler 顕微鏡用PowerPack」を発表した。
日東工器は、単三形電池に対応した携帯型吸引器「キュータム」を開発したと発表した。
GEヘルスケア・ジャパンは、骨粗しょう症診療向けの小型X線骨密度測定装置「Chorale(コラール)」を発売した。
富士フイルムメディカルITソリューションズは、神戸大学医学部附属病院消化器内科、NTTアイティ、NTTと共同で、音声認識技術を活用した内視鏡情報管理システムの製品化に向けた検討を開始した。
オムロン ヘルスケアは、2015年ガイドラインに対応した自動体外式除細動器(AED)「レスキューハート HDF-3500」を2016年7月1日に発売する。
東芝メディカルシステムズは、プレミアム超音波装置「Aplio i」シリーズに、より高精細な画像を描出できる「Aplio i 900」「Aplio i 800」「Aplio i 700」を追加した。
東京大学と大阪大学の研究グループは、生体適合性ゲル電極を持つ有機増幅回路シートの開発に成功。これにより、生体内で生体活動電位を長期間にわたって計測できるという。
島津製作所は、マイクロフォーカスX線CTシステム「inspeXio SMX-225CT FPD HR」を発売した。
SBIファーマは、さまざまな診療科で使用されている軟性/硬性内視鏡のアイピースに接続可能な医療内視鏡用ビデオカメラ「超高感度CMOS内視鏡用カメラ Alaowl」の販売を開始した。
オリンパスは内視鏡外科手術や開腹手術において血管封止や組織の切開・剥離などに使用するエネルギーデバイス「サンダービート」のラインアップを拡充。一般外科手術全般向け開腹手術用「サンダービート ファインジョー」の国内販売を開始する。
キヤノンは、画像処理技術「OCT Angiography(アンジオグラフィ)」のオプションソフトウェアを発売した。
富士フイルムは、高い処置性能と挿入性を備えたショートタイプのダブルバルーン内視鏡「EI-580BT」を発表した。
オリンパスは、大腸がんなどの検査・治療に使用される、大腸ビデオスコープ「OLYMPUS PCF-H290Z」シリーズを発売した。
ダイキン工業は独自センシング技術「Airitmo」を応用し、座っているだけで心拍情報などを測定できるオフィスチェア型センサーを開発した。
ヨコオと武蔵電機は共同で「CCDカメラ用超小型LEDリングライト」を開発。従来の樹脂基板の代わりに、耐久性の高い同社製セラミックのLTCC(低温同時焼成セラミックス)基板を採用する。
産業技術総合研究所は、人の目に触れないところに設置して、使用者に精神的・肉体的な負担をかけることなく、人の動きや呼吸が検出できる非接触式の静電容量型フィルム状近接センサーを開発した。
東京大学は、ナノファイバーを用いることで半径80μmまで折り曲げても圧力センサーとしての性質が変化しないフレキシブル圧力センサーを開発したと発表した。
東芝は放射線医学総合研究所と共同で腫瘍に対して360度の任意の角度から重粒子線照射を可能とする回転ガントリーを完成させた。「世界で初めて」(同社)超伝導磁石を採用し、従来に比べ大幅に小型化・軽量化したという。
東北大学大学院歯学研究科は、歯科診断において1台の装置で診査目的に応じた診査が可能となる「歯科用X線CT装置」の開発に関して発表した。
日本モレックスは「MediSpec医療用プラスチック製丸型(MPC)コネクタシステム」を発表。医療機器メーカーの厳しい規格に適合し、生体情報モニターなどの医療機器に最適だという。
東芝メディカルシステムズは、稼働中の東芝1.5テスラMRIシステムを大口径フラッグシップモデル「Vantage Titan」の最新バージョンに一新するソリューションを発売。
EIZOは、金沢大学およびPFUビジネスフォアランナーと、4K超高精細映像伝送による血管内治療・遠隔指導システムの共同研究契約を締結した。
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