組み込みソフトウェアの「品質」を計測した後には、その向上を図らなければならない。しかし品質はむやみに向上させるものではなく、状況に応じた最適な品質になるように制御するものである。
品質はむやみやたらと向上させれば良いというものではなく、制御するものである。状況に応じた最適な品質になるよう制御できればよいが、どう制御するのか、そもそも制御できるのかといった課題もある。そして、品質を制御する私たちの前には何が待ち受けているのか。今回は品質制御の苦しみと楽しみを見ていくことにする。
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» 上流工程の品質活動でソフトウェアの品質は向上するのか
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まずは品質を悪くするもの、品質劣化の原因を探っていこう。品質制御はこの劣化原因を制御することでもある。
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