インテルは、IoTコンピュータビジョンに関する記者説明会を開催。「IoTビジョンの変革を推進」と題し、同社が注力するコンピュータビジョン市場の動向、そして同市場に対するインテルの優位性について説明した。
インテルは2018年9月11日、IoTコンピュータビジョンに関する記者説明会を開催。米Intel IoT事業本部(IOTG) バイスプレジデントのJonathan Ballon(ジョナサン・バロン)氏が「IoTビジョンの変革を推進」と題し、同社が注力するコンピュータビジョン市場の動向、そして同市場に対するインテルの優位性について語った。
まず、コンピュータビジョン市場に関しては、ここ数年のAI(特にディープラーニング)の盛り上がりを受けて急伸しており、2023年までに173億8000万米ドルに到達するという。またディープラーニング自体の市場も2025年には350億米ドル規模になると見込まれ、動画解析に関する市場も2022年までに111億7000万米ドルになるとみられている。
こうしたコンピュータビジョンおよびそれに関連する市場の急成長を後押ししている要因について、バロン氏は「カメラ分野のアナログからデジタルへの移行とカメラのネットワーク化によって、動画像をデータとして扱るようになったことが挙げられる。さらに、セキュリティやスマートシティーの成長がコンピュータビジョン市場を後押ししている」と語る。また、カメラによる映像に関しては、コネクテッド、インテリジェント、自律と進化を遂げ、「コンピュータビジョンとAI技術によって、小売、製造、輸送、スマートシティー、医療といったあらゆる業界への応用が進み、そこで多くの付加価値が生み出されつつある」(バロン氏)という。
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