インテルによるアルテラ買収から2年が経過し、CPU+FPGA環境の採用事例も散見されるようになってきた。インテルはFPGAに何を期待し、どのように育てようとしているのか。
FPGA大手アルテラの買収から約2年。インテルは「半導体の巨人」から「データカンパニー」への変貌を掲げ、企業買収を始めとしたさまざまな施策を打ち出している。
インテルのうたう「データカンパニー」は、IoTによって大量に生まれたデータの循環を手助けする企業という意味合いを持ち、CPUやASIC、ASSPに比べてハードウェアとしての柔軟性が高いFPGAは大きな役割を持つと期待されている。ただ、FPGAそのものはインテル独自のものではなく、そこに優位性はない。
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