富士経済が電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド(PHV)、ハイブリッド自動車(HV)の世界市場販売台数に関する調査結果を発表した。2035年にPHVは2017年の31.1倍、1243万台が販売されると予測している。
富士経済が駆動力にモーターを利用する自動車である電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド(PHV)、ハイブリッド自動車(HV)の世界市場販売台数に関する調査結果を発表した。環境規制やEVシフトの流れを受けEVとPHVは高い伸びを示し、2025年にはPHVが2017年比で31.1倍となる1243万台を出荷すると予想している。
2018年の時点ではトヨタ自動車「プリウス」に代表されるハイブリッド自動車がHV/PHV/EVのなかで頭一つ飛び抜ける出荷台数を記録しているが、内燃機関に対する環境対応の強化やヨーロッパ諸国でのEVシフトが進むことから、調査報告書ではPHV/EVの出荷台数は2025年移行に大きく伸長し、2035年にはPHVが1243万台、EVが1125万台を出荷すると述べている。
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