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可搬質量25kgの新型多用途適用型ロボット、さらなる生産性向上に貢献安川電機 MOTOMAN-GP25

安川電機は、多用途適用型ロボット「GPシリーズ」の新ラインアップとして、可搬質量25kgの「MOTOMAN-GP25」の販売開始を発表した。

» 2017年06月06日 10時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

 安川電機は2017年5月29日、多用途適用型ロボット「GPシリーズ」の新ラインアップとして、可搬質量25kgの「MOTOMAN-GP25」の販売開始を発表した。

 GPシリーズは、コンパクトな設置性とともに、可搬質量の増加やさらなる高速化、高精度化が求められる産業用ロボットのニーズに対応すべく、メカ構造を刷新した新型のロボットシリーズである。これまで可搬質量7〜12kgの範囲で「MOTOMAN-GP7」「MOTOMAN-GP8」「MOTOMAN-GP12」を展開してきたが、新たに可搬質量25kgのMOTOMAN-GP25を追加することで、ロボットの適用範囲のさらなる拡大を狙う。

「MOTOMAN-GP25」と「YRC1000」コントローラー 「MOTOMAN-GP25」と「YRC1000」コントローラー(出典:安川電機)

 MOTOMAN-GP25の主な用途は、部品搬送、組み立て、シーリング、ロードアンロード、研磨、アーク溶接などで、さまざま分野での自動化を支援する。なお、アーク溶接に関しては、アーク溶接用の装備品を付加したパッケージを用いることで対応可能となる。

 加えて、MOTOMAN-GP25は新たな制御方式を採用しており、さまざまな電圧や安全規格などに対応できる新型コントローラー「YRC1000」を用いることで、性能を最大限に引き出すことができるという。


従来の最高速度制限を撤廃し、最高速度で動作

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