IDC Japanは、世界のロボティクスおよび関連サービス市場の予測を発表した。
IT専門調査会社のIDC Japanは2017年1月24日、世界のロボティクスおよび関連サービス市場の予測を発表した。
まず、2020年の世界ロボティクス関連市場だが、IDCは2016年の市場規模の2倍以上に拡大すると予測している。地域別や産業別といったさまざまな視点からロボティクス関連の事業機会を定量化して提供する「Worldwide Semiannual Commercial Robotics Spending Guide」によると、2016年の支出額915億ドルから、2020年には1880億ドルに拡大する見通しだという。
ロボティクス関連市場の成長が加速する要因としてIDCは、「技術進化」「ユースケースの拡大」「市場の受容性の高まり」が挙げられると分析。「革新的な企業がさまざまなタスクを実行できるロボットを提供するようになり、ロボットを導入する産業分野が増加している」との見解を述べている。
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