「第233回NRIメディアフォーラム」(主催:野村総合研究所)の中で紹介された「『サービスロボット』の最新動向」を基に、サービスロボットの今とこれからについて説明する。前編では「なぜ、今サービスロボットなのか?」について取り上げる。
過去幾度となく訪れたロボットブーム。果たして今回のブームは本物なのだろうか?
これまでロボット市場の中心的存在は「産業用ロボット」であったが、ソフトバンクロボティクスが開発・提供する人型ロボット「Pepper」の登場により、生活の中における“人間のパートナー”としてロボット(サービスロボット)の可能性が示されようとしている。「ロボットと生活を共にする社会」の実現はまだ第一歩を踏み出したばかりだが、今後のロボット市場、特にサービスロボット市場はどのように進展していくのであろうか。
本稿では、2016年3月17日に野村総合研究所が開催した「第233回NRIメディアフォーラム」の中で発表された「『サービスロボット』の最新動向」(発表者:野村総合研究所 IT基盤イノベーション本部 デジタルビジネス推進部 主任研究員 長谷佳明氏)の資料を基に、サービスロボットの今とこれからについて、前編・後編に分けて紹介する。
前編では、「なぜ、今サービスロボットなのか?」について取り上げる。
アイティメディアの独自調査レポートをはじめ、市場調査会社から発表される報告書、レポート記事などを紹介します(特集ページはこちら)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。