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吉野家の食器洗浄を支援する協働ロボット、自動仕分けで78%の工数削減を目指すライフロボティクス CORO

ライフロボティクスは、同社の多関節型協働ロボット「CORO(コロ)」が吉野家の店舗における食器洗浄工程に導入されたことを発表。食器洗浄作業にかかる工数を約78%削減することを目指す。

» 2017年03月31日 09時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

牛丼の吉野家では1店舗1日当たり、約1300個もの食器を洗浄している!

多関節型協働ロボット「CORO」 多関節型協働ロボット「CORO」(出典:ライフロボティクス)

 ライフロボティクスは2017年3月27日、同社の多関節型協働ロボット「CORO(コロ)」が吉野家の店舗における食器洗浄工程に導入されたことを発表した。この取り組みは、経済産業省の平成28年度「ロボット導入実証事業」に採択されたもので、食器洗浄作業にかかる工数を約78%削減することを目指す。

 吉野家では1店舗1日当たり、約1300個もの食器を洗浄している。そのため、繰り返し行われる一連の食器洗浄作業は、従業員の腰痛や肩こりの原因、破損によるけが、手荒れといった負担やリスクにつながっているという。そこで、狭い店舗バックヤードでも設置可能で、狭小空間でも協働可能なCOROを採用。従業員の作業負荷軽減の実現を図ると同時に、店舗の生産性向上および接客時間増加による顧客満足度向上といった効果にも期待を寄せる。


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