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産業機器にLinuxの風、なぜルネサスがLinuxを「推す」のかルネサス 産業向けルネサスマーケットプレイス(3/3 ページ)

» 2017年05月26日 09時00分 公開
[渡邊宏TechFactory]
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Synergyとの関係性、そして海外展開

 マイコンベンダーがOSと開発ツールをフォローすることはそう珍しいことではないが、OSSであるLinuxとその上で動作するソフトウェアの動作までを保証することはあまり例がない。ルネサスといえば車載マイコンというイメージが強いが、マーケットプレイスからは産業機器への浸透を一層強くしていこうという意図が感じられる。

 それだけに、マーケットプレイスには参加者(社)の早急な増大が必須であろう。「RZ/Gを用いた製品開発に必要な全てを用意する」という目的がある以上、ソフトウェアの充実はもちろん、ここに来れば開発に必要な情報が全てそろうという網羅性も欠かせなくなるからだ。参加企業については現在30社以上と交渉を持っており、2017年10月に予定する海外展開(多言語展開)に備えて販売パートナー企業とも話を進めている。

photo ルネサス エレクトロニクス ICT・ソリューション事業部 RZ HMIソリューション部 大岩恵司氏

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