Formlabsは、3Dプリンティング&AM技術の総合展示会「TCT Japan 2019」に出展し、卓上型のSLA方式3Dプリンタ「Form 2」の遠隔操作を可能にするオプション品の試作機を参考出品。LINEを活用したマシニングセンタの製造販売で実績のある岩間工業所が開発協力した。
Formlabs(フォームラブズ)は、国内最大級の3Dプリンティング&AM(Additive Manufacturing)技術の総合展示会「TCT Japan 2019」(会期:2019年1月30日〜2月1日)に出展し、卓上型のSLA(光造形)方式3Dプリンタ「Form 2」や、Form 2で使える多種多様なレジンによる造形サンプルを展示していた。
そうした中、ひっそりと参考出品していたのが、Form 2の遠隔操作、IoT(Internet of Things)対応を可能にする試作品だ。「LINE」を活用し、遠隔から造形開始/停止操作や、3Dプリンタの稼働状況の確認などが行える。試作品の開発は、LINEを活用したマシニングセンタの製造販売で実績のある岩間工業所が協力。展示会などでの反響を見て、日本での販売の可能性を探る。
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