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サントリー、ペットボトル容器の試作リードタイム短縮に3Dプリンタを活用ストラタシス Objet Eden 260VS|事例

サントリーMONOZUKURIエキスパートは、清涼飲料用ペットボトル容器の試作開発において、StratasysのPolyJet方式3Dプリンタ「Objet Eden 260VS」を採用。3Dプリンタ製樹脂型を用いた加工技術「デジタルモールド」による試作のリードタイム短縮に乗り出し、ペットボトル容器の試作評価期間の大幅短縮に成功したという。

» 2018年03月09日 09時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

 ストラタシス・ジャパンは2018年2月27日、サントリーMONOZUKURIエキスパートが清涼飲料用ペットボトル容器の試作開発において、StratasysのPolyJet方式3Dプリンタ「Objet Eden 260VS」を採用したことを発表した。

 サントリーMONOZUKURIエキスパートは、サントリーグループ共通のモノづくり業務(研究、開発、生産、調達、ロジスティクス、品質保証)を担っている。このたび、PolyJet 3Dプリンタで製作した樹脂型を用いた加工技術「デジタルモールド」を活用して、ペットボトル容器の試作評価期間の大幅短縮に成功。1回当たり1.5カ月要していた試作期間を最短3日まで短縮できたという。

サントリー、ペットボトル容器の試作リードタイム短縮に3Dプリンタを活用 出典:ストラタシス・ジャパン|プレスリリースより

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