矢野経済研究所は、3Dプリンタ世界市場に関する調査結果の概要を発表した。2015〜2021年までの年平均成長率(CAGR)は16.7%で推移し、2021年の3Dプリンタ世界市場規模は48万台に到達すると予測する。
矢野経済研究所は、3Dプリンタ世界市場に関する調査結果の概要を発表した。
3Dプリンタの世界市場規模は、2017年実績で前年比18.4%増の27万台(メーカー出荷数量ベース)となった。市場では60万円未満のローエンド3Dプリンタと、60万円以上のハイエンド3Dプリンタの二極化が進行していると指摘する。2018年は前年比16.7%増の31万5000台を予測。2015〜2021年までの年平均成長率(CAGR)は16.7%で推移し、2021年の3Dプリンタ世界市場規模は48万台に到達すると、矢野経済研究所はみている。
» エポック社が「シルバニアファミリー」の製品開発で実践する3Dモノづくり
» サントリー、ペットボトル容器の試作リードタイム短縮に3Dプリンタを活用
» “3Dプリント樹脂型+切削加工”でさらに高品質な試作、小ロット生産が可能に
» 3Dプリンタ市場は「終わった」のか?
2022年国内3Dプリンタ市場は476億円規模に、関連サービスや造形材料市場も堅調
国内製造業の3Dプリンタ普及は「緩やか」、試作や冶具製作以外での活用は少ない
3Dプリンタ市場は「終わった」のか?
「3Dプリンタ材料」の世界市場規模は、2020年に2000億円超へ
産業用3Dプリンタ市場が好調――性能向上、新素材開発がさらなる普及を後押しCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。