AutodeskとGeneral Motors(GM)は、自動車部品の軽量化を目指した技術提携を発表。ジェネレーティブデザインとアディティブマニュファクチャリング(積層造形)を融合し、将来における車両開発の重要なテクノロジーとして活用していく。
Autodesk(オートデスク)とGeneral Motors(GM)は、自動車部品の軽量化を目指した技術提携について発表した。オートデスクのジェネレーティブデザイン技術と、GMが30年以上培ってきたアディティブマニュファクチャリング(積層造形)に関する知識を融合し、将来における車両開発の重要なテクノロジーとして活用する。
GMでは、過去何度となく車両の軽量化に取り組んでおり、2016年以降に発表した11種類の新車モデルだけでも合計2270kg以上、1台当たり約160kgの軽量化を達成してきた。このたびGMは、従来の設計最適化技術ではなし得なかったレベルのさらなる軽量化を実現するため、北米自動車メーカーとして初めてオートデスクのジェネレーティブデザインソフトウェアを導入したという。
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