IPA/SECが発行している、組み込みソフトウェア開発レファレンス「ESCR」に新版。「ソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性作り込みを回避すること」を目標に加え、ルールや解説、不適合例を追加した。
IPA/SEC(情報処理推進機構 ソフトウェア高信頼化センター)は2018年2月19日、「組込みソフトウェア開発向けコーディング作法ガイド ESCR[C言語版]」の改訂版Ver3.0を発行した。新バージョンでは「ソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性作り込みを回避すること」を目標に加え、ルールや解説、適合/不適合例を追加した。
IPA/SECでは「ESxRシリーズ」として組み込みソフトウェア開発の指針となる、各種のレファレンスを発行している。その1つであるESCRは組み込み開発における、C言語を用いたソースコードの品質向上を目的に、コーティングルールやノウハウをまとめたものである。
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