安川電機は、中国江蘇省常州市の安川(中国)機器人に、第3工場を増設すると発表した。
安川電機は2017年7月、中国江蘇省常州市の安川(中国)機器人に、第3工場を増設すると発表した。第3工場の増設と第1、2工場の再編により、月間生産能力を1500台に拡大する。
» オムロンが示す「産業用ロボットの未来」――人との新たな協調、設備との協調へ
» 吉野家の食器洗浄を支援する協働ロボット、自動仕分けで78%の工数削減を目指す
» 腐ったミカンもつぶさずにつかめる「リアルハプティクス技術」搭載双腕ロボット
安川(中国)機器人は2013年に生産を開始。第3工場の建築面積は1万1600m2で、稼働開始は2018年9月を予定している。
中国では、少子高齢化による人手不足や人件費の高騰などから急速に生産現場の自動化が進んでいる。また、継続した中国経済の成長に伴い、幅広い分野でロボットの需要が拡大しているところだ。安川電機ではこうした需要増に対応するため工場を増設し、需要地生産の体制を強化するとともに、現地での開発体制を強化する狙いだ。
» 政府「ロボット新戦略」を読み解く【前編】
» 政府「ロボット新戦略」を読み解く【後編】
» いまさら聞けない「サービスロボット」基礎
» ロボットデザイナーが考える人型ロボットの条件
» 【実態調査】ロボットによる接客は受け入れられているのか?
KEENがABB製ロボットアームを採用した「世界最小級」の靴工場を限定オープン
可搬質量25kgの新型多用途適用型ロボット、さらなる生産性向上に貢献
家電、自動車部品、携帯電話などの小型製品の塗装に適した塗装ロボット
産業用ロボットアームの開発プロセスを最適化する設計手法――新規参入でも短期市場投入が可能に
ロボティクス市場の成長をリードするアジア、2020年国内市場は2015年の2.3倍にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。