KUKAは、同社の高可搬重量ロボット「KR FORTEC」をMERZが導入したと発表した。
KUKAは2016年3月3日、同社の高可搬重量ロボット「KR FORTEC」をMERZが導入したと発表した。同ロボットの導入によりMERZは、ダウンタイムを低減し、納期を短縮したという。
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KR FORTECは、鋳造・鍛造の現場に対応する、鋳造仕様の重可搬ロボットシリーズとなる。導入されたMERZの加工センターでは、KR FORTECが長さ18mのKUKAリニアユニットタイプ「KL 1500-3」の上を移動し、連続する4つの製造設備で組み立て台の出し入れ作業を担当。組み立てエリア/保管エリア/加工機械の間を動き、機械のパレットと材料のパレットを自動搬送することで、全自動での無休稼働を可能にした。
また、加工センター内の情報フローにオートーション設備を組み込むことで、ダウンタイムを低減。機械NCデータとツールデータが自動で管理されるため、生産性を最大限まで高めることができたという。
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