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» 2018年06月22日 08時00分 公開

3Dプリンタ導入事例:Audiが「Stratasys J750」を導入、テールライトカバーの試作時間を最大50%削減

ストラタシス・ジャパンは、独Audiのプレシリーズセンターが設計プロセスの革新と設計検証の迅速化を目的に、フルカラー&マルチマテリアル3Dプリンタ「Stratasys J750」の導入を決定したと発表した。

[八木沢篤,TechFactory]

アウディが新車生産前のプロトタイプ製作に3Dプリンタを活用

 Stratasysの日本法人であるストラタシス・ジャパンは2018年6月12日、独Audi(アウディ)のプレシリーズセンター(バイエルン州インゴルシュタット)が、設計プロセスの革新と設計検証の迅速化を目的に、フルカラー&マルチマテリアル3Dプリンタ「Stratasys J750」の導入を決定したと発表した。


 アウディでは新車生産前に、プレシリーズセンターで対象車種の物理モデルとプロトタイプを作成し、新しいデザインとコンセプトの全体的な評価を行っている。そのため、製品開発の初期段階でホイールカバー、ドアハンドル、フロントグリルといった大半のパーツの割り当てをしておく必要があり、一般的には成形や切削などの従来手法でプロトタイプ製作が行われていた。

 テールライトカバーにおいても、従来は切削や成形などの手法で個々のパーツを作製。マルチカラーのテールライトカバーは単一パーツとして作ることができず、それぞれ異なるカラーの複数パーツを作製し、組み立てる必要があった。このように、従来手法では大変な手間と時間がかかるため、設計検証が長引いてしまい、結果として製品化の遅れにもつながっていた。

切削や成形による手間を解消し、迅速な試作・製品化を実現

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