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部品のピッキングから組み付けまでを自動化する2D/3D併用型ピッキングシステムリコーインダストリアルソリューションズ RICOH RL

リコーインダストリアルソリューションズは、部品のピッキングから組み付けまでの作業を自動化する、2D/3D併用型ピッキングシステム「RICOH RL」シリーズを発売した。

» 2016年03月22日 09時00分 公開

 リコーインダストリアルソリューションズは2016年3月4日、部品のピッキングから組み付けまでの作業を自動化する、2D/3D併用型ピッキングシステム「RICOH RL」シリーズを発売した。複数台のロボットや人が行っていた作業を、1台のロボットに置き換えることができる。


 RICOH RLシリーズは、アームロボットに、同社の産業用ステレオカメラ「RICOH SV-M-S1」を搭載。同社独自の3D認識技術とロボット制御技術を組み合わせたことで、10mmサイズ角の小型部品など、さまざまなサイズの部品のピッキングから組み付けまでの自動化を可能にした。

 さらに、2D(輝度)の形状認識と3D(視差)の位置計測を自動で切り替えることができる。これにより、部品の正確な位置を素早く計測し、連続ピッキング作業に対応した。また、プリント基板(PCB)への挿入が難しいリードのある電子部品などでも、挿入からはんだ付けまで自動化できる。

 価格はオープンとなっている。

photo 「RICOH RL」シリーズ

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