システム計画研究所は、製造業向け外観検査ソフトウェア「gLupe」開発キットの販売開始を発表。数十枚の正常データのみで学習し、不良品を検出できるという。
システム計画研究所は2018年6月13日、製造業向け外観検査ソフトウェア「gLupe」開発キットの販売開始を発表した。
ディープラーニングを応用したgLupeは、同社独自技術により、数十枚の正常データのみで学習し、不良品を検出できる外観検査ソフトウェアである。
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従来、不良品を検出するためには、正常データだけではなく、異常データも大量に収集し、学習する必要があったが、gLupeは数十枚のデータから正常状態の特徴を学ぶため、異常データの収集や学習の手間が不要。そのため、製造ラインへの導入コストを最小限に抑えることができるという。
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