製造業を含めたさまざまな業種でデータ活用の重要性が認識されているが、「ひとが上手にデータを使えるか」という「データリテラシー」はまた別の問題。ある調査では日本企業のデータリテラシーは、アジア太平洋5カ国の中でも低いという結果となった。
製造業を含めたさまざまな業種でデータ活用の重要性が叫ばれて久しい。だが、データを読み取り、分析するスキルである「データリテラシー」については、諸外国に比べて日本企業の遅れが目立つという調査結果をビジネスインテリジェンス(BI)ツール「Qlik Sense」「Qlik View」などを提供するクリックテック・ジャパンが発表した。
クリックテック・ジャパンの言うデータリテラシーとは、「データを読み解いて分析し、それに基づいて議論する」能力を指す。調査はアジア太平洋5カ国で働く5288人を対象に行われ、「データリテラシーに自信がある」と回答したのは平均で20%、日本は調査五カ国中、最低の6%であった。
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