夢物語はここまでにして、遠い未来でなく、近い未来でのソフトウェアテストについて見ていくことにする。
ここではここ数年で訪れるであろう、近未来のソフトウェアテストを見ていくことにする。これには今でも実現可能なものから、近い未来に期待するものまである。図3にこれからのテストのあるべき姿のために必要なものを示す。
なぜソフトウェアテストに統計が出てくるのか不思議に思うかもしれないが、前回でAIのテスト技術者のあるべき姿として、統計を使いこなせることであると紹介しているので、参照してほしい。AIやIoT、ビッグデータのテストでは、非決定的な動作結果の正当性を推測するには統計的な分析(主観評価も含む統計的な分析)が必要である。
ソフトウェアテストの施策と運用(前編)――IoT時代を生き抜くテスト施策
ソフトウェアテストの試練(後編)―IoTとAI、ビッグデータが愛したテスト
ソフトウェアテストの試練(前編)―IoTとAI、ビッグデータの試練を乗り越える開発
ソフトウェアテストの手法と施策(後編)「テストの施策」を反省する
ソフトウェアテストの手法と施策(中編) 幸せになれるソフトウェアテストの選び方Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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