1980年代後半からC言語が主流のプログラミング言語になると、これに対応したテストが取り入れられ、1990年代にかけてテストツールもC言語に対応したものが出てきた。例えば、バウンダリチェックをするツールやメモリの開放漏れをチェックするツールなどだ。
時代が進み、プログラミング言語の主流がCからC++、そしてJavaやC#などのオブジェクト指向言語に移り変わってくると、対応するテストツールもこれらの言語をサポートするようになった。これらの言語は統合開発環境(EclipseやVisualStudioなど)で開発され、その環境でテストも実施できるようになった。加えて下流のテストツールだけでなく、上流のテストツールや上流から下流までつながるテストツールも出てきた。
これらのテストツールは自動化の波に乗っていくことになるが、自動化の流れはツール中心のテスト技法を招くことになり、テスト技術者の地位を低下させることになった。
ソフトウェアテストの施策と運用(前編)――IoT時代を生き抜くテスト施策
ソフトウェアテストの試練(後編)―IoTとAI、ビッグデータが愛したテスト
ソフトウェアテストの試練(前編)―IoTとAI、ビッグデータの試練を乗り越える開発
ソフトウェアテストの手法と施策(後編)「テストの施策」を反省する
ソフトウェアテストの手法と施策(中編) 幸せになれるソフトウェアテストの選び方Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。