リコーは、プリンティングシステムの基幹部品として使われる産業用インクジェットヘッド「RICOH MH5421F」と「RICOH MH5421MF」の2製品を新たに開発した。
近年、産業印刷市場では、多品種小ロット生産や短納期など顧客ニーズが多様化しており、版製作が不要で、フレキシブルな生産が可能なインクジェット印刷によるデジタル化が加速している。そのため、高精細かつ高生産性を実現するインクジェットヘッドが、テキスタイルやラベルパッケージ、建材タイルなどの領域で求められている。
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こうした市場ニーズを受け、リコーは2017年4月19日、プリンティングシステムの基幹部品として使われる産業用インクジェットヘッド「RICOH MH5421F」と「RICOH MH5421MF」の2製品を新たに開発。同年6月からグローバルで受注を開始すると発表した。
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