日立産機システムは、産業用インクジェットプリンタ「Gravis UXシリーズ」に、最大8段の多段印刷や従来比2倍速での印字が可能な「ツインノズルモデル」を追加した。
日立産機システムは2017年1月10日、産業用インクジェットプリンタ「Gravis UXシリーズ」に、最大8段の多段印刷や従来比2倍速での印字が可能な「ツインノズルモデル」を追加し、同年2月から販売を開始すると発表した。
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同社が提供するGravis UXシリーズは、電子部品や自動車部品、薬品、食品などに日付やロット番号を印字する産業用インクジェットプリンタである。近年の生産ラインの高速化や、法規制による細かなトレーサービリティ管理、高視認性ロゴマークの追加といった多様な印刷ニーズに対応するため、このたびツインノズルモデルを開発したという。
シングルノズルモデルで標準搭載しているカートリッジ型のインク、補力液や溶剤低消費システムに加えて、印字ヘッド内に2つのノズルを組み込むことで、最大8段の多段印字を実現し、シングルノズルモデルと比較して2倍の速さでの印字が可能となった。さらに、最大64ドットを使用したロゴマークや記号など、高い視認性の大文字印字も実現する。
主な製品仕様は以下の通りである。
最大印字段数/文字数 | 8段/1000文字 |
---|---|
最高印字速度 | 4592文字/秒(5×5 文字間隔スペース 1ドット、2段印字の場合) |
文字高さ | 約2〜21mm |
外形寸法/質量 | 400×395×527mm/34kg |
価格(税別) | 310万円 |
Gravis UXシリーズ ツインノズルモデルの主な仕様 |
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