東芝機械は、付加価値の向上と導入コスト低減を可能とする「電子機器組み立てライン用ねじ締めおよびラベル貼り付け自動化システム」を発表した。
東芝機械は2016年5月、付加価値の向上と導入コスト低減を可能とする、「電子機器組み立てライン用ねじ締めおよびラベル貼り付け自動化システム」を提案すると発表した。
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同社は、新興国市場でのニーズに対応するため、機器を使用する地域の特性に合わせた仕様強化を行う「WTP(Willingness to pay)商品」の提案を進めている。今回、その活用の事例として、小型スカラロボット「THL」シリーズと垂直多関節ロボット「TVL」シリーズを組み合わせた、電子機器組み立てライン向けの自動化システムを紹介した。
同システムでは、両シリーズを組み合わせることで、電子機器組み立て自動ラインに、ワーク搬送/ねじ締め/ラベル貼り付け作業などの機能を追加。これらの組み立て作業に加え、部品の搬入、完成品の搬出も実施でき、低コストでの導入を可能にしている。
同システムは、2016年5月19〜21日に同社沼津工場・御殿場工場で開催された「第14回東芝機械グループソリューションフェア2016」で展示された。
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