IoT検定制度委員会はプロメトリックとのグローバル契約を締結。2016年12月から日本国内で、2017年からは全世界で「IoT検定」を開始する。
「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」プロジェクトを立ち上げ、実際に構築・運用を進めていくためには、産業システム、法律、デバイス開発、無線ネットワーク、データ分析、セキュリティといった、さまざまな専門知識が必要となる。
IoTの真の価値を理解し、社会や暮らしにイノベーションを起こすことができる人材の育成・認定を目的に発足されたIoT検定制度委員会では、中立な立場でIoTの知識やスキルを学ぶためのスキルマップを定義すると同時に、IoTに関する知識・スキルを認定する試験「IoT検定」を制度化した。
このたびIoT検定制度委員会は、世界中に試験会場ネットワークを有するプロメトリックとのグローバル契約の締結を発表。2016年12月から日本国内で、2017年からは全世界でIoT検定を開始し、国内150会場、全世界160カ国で展開する。
» 音楽とは無縁だった半導体エンジニアが創り出したA4サイズのポータブルDJシステム
» 国内ベンチャーが目指す「スーパーカブ」のようなロケット開発
» 100人のデータサイエンティストを育成、ブリヂストンが研修プログラムを開始
» 今後10年以内にAIがあなたの仕事を「支援」もしくは「奪う」!?
» モノづくり技術者のための「履歴書」の書き方
試験範囲は、IoTに関する技術・知識を問うだけでなく、企業戦略やビッグデータ、人工知能などの成長技術分野も対象となる。現在、「IoT検定レベル1試験 プロフェッショナル・コーディネータ」が実施中で、今後「IoT検定レベル2試験 プロフェッショナル・エンジニア」「IoT検定レベル3試験 プロフェッショナル・アーキテクト」を開発、展開予定であるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。