IoT検定準備委員会は、IoTの普及と必要な知識・スキルの明確化を目的とした「IoT検定制度」のβ試験を2016年4月上旬より実施する。
IoTについてはその活用はもちろん、導入やシステム構築についても幅広い知識とスキルが要求されるが、その範囲は非常に広く定義付けも曖昧だ。複数の業界団体や企業などで構成される「IoT検定準備委員会」では、IoTの普及と必要な知識・スキルの明確化を目的とした「IoT検定制度」を2016年春より開始する。同委員会では検定制度の開始に先だち、β試験を2016年4月上旬より実施する。
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βテストでは「IoTに関する基本的な知識を有し専門家の指導の下、業務を遂行できること」を目安とする「IoT検定レベル1 プロフェッショナル・コーディネータ試験」の試験が行われる。会場は東京と大阪の2カ所で、受験料は1万800円(税込)。本試験と同金額だが記念品が贈られる他、不合格の場合には再受験のチケットも送られる。
IoT検定制度はIoTを取り入れる経営者、プロジェクトの担当者、データ分析などを行う利用者、構築および保守運用を行うエンジニアなどを対象とし、「IoT検定レベル2 プロフェッショナル・コーディネータ(IoT-PC)」「IoT検定レベル2 プロフェッショナル・エンジニア(IoT-PE)」「IoT検定レベル3 プロフェッショナル・アーキテクト(IoT-PA)」の3レベルで実施される予定だ。
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