ベンチャー企業による宇宙開発はどこまで進んでいるのか? 「SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2016」のユーザー事例セッションに登壇した、インターステラテクノロジズ 代表取締役社長 稲川貴大氏による講演「北海道における民間企業によるロケット開発の現状と未来」について取り上げ、彼らが何を目指してロケット開発に着手し、どのような将来ビジョンを描いているのかを紹介する。
これまで宇宙開発分野は、国家の威信をかけた一大プロジェクトとして、米国であればNASA(米航空宇宙局)、日本であればJAXA(宇宙航空研究開発機構)といった研究開発機関が中心となり進められてきた。そうした時代が長く続いてきたわけだが、ここ数年、民間のベンチャー企業が宇宙開発に進出するケースが増えてきている。
こうした動きは日本でも例外ではない。超小型人工衛星の設計開発などを手掛けるアクセルスペースや、堀江貴文氏が設立したロケット開発のベンチャー企業インターステラテクノロジズなどが知られている。
国内ベンチャー企業による宇宙開発はどこまで進んでいるのか? 本稿では、2016年11月8日に開催された「SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2016」のユーザー事例セッションに登壇した、インターステラテクノロジズ 代表取締役社長 稲川貴大氏による講演「北海道における民間企業によるロケット開発の現状と未来」について取り上げ、彼らが何を目指してロケット開発に着手し、どのような将来ビジョンを描いているのかを紹介する。
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