「マインドフルネス」をご存じだろうか。「念」や「気付き」に由来するそのトレーニング法が注目され、近年ではGoogleやIntel、IBMといった世界的企業がビジネスパーソンの能力開発に活用している。何かに行き詰まった思考から抜け出し、自分自身の能力を最大限に引き出すマインドフルネストレーニングについて解説する。
前回は、日本企業の力を復活させるにはどうすればよいか? そのためには、「全ての可能性は人間の中にある」という前提の下、才能を最大限に引き出す方法を“ヒューマンスキル”として理解し、意図的に使えるようになることが重要だ。そのスキルとして、「マインドフルネストレーニング」を紹介し、日常への生かし方の基本を5つのステップで解説した。
さて、企業(特に技術開発)に携わる方に起きがちな“改善したい思考パターン”には、どのようなものがあるだろうか? 下記はさまざまな思考パターンの中の一例である。改善したい思考パターンは、日常の仕事の“くせ”という行動パターンとなって現れている。
日々、現場対応に追われ、周囲の状況に振り回されている/技術情報に翻弄(ほんろう)される
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