連載
» 2018年01月09日 09時00分 公開

設計者CAEは普通の解析と何が違う?(3):CAEの稼働率が上がるに従い募る不安、「この解析結果は正しいのか?」を大切に (1/2)

「設計者CAE」という言葉が設計現場で聞かれるようになって久しいですが、3D CAD推進とともにきちんと設計者CAEに取り組んでいる企業もあれば、まだ途上あるいは全く着手していないという企業もあるかと思います。連載第3回では、CAEに精通している設計者がいない状態で導入および立ち上げを行う際、何に注意して設計者CAEを推進していくべきか、筆者の経験を交えて詳しく解説します。

[土橋美博/飯沼ゲージ製作所,TechFactory]

 筆者は「寸法最適化」や「形状最適化」を行うことを目的に、解析を導入し、その運用を始めました。簡単な例ですが、構造物に補強のリブがある場合と、ない場合、同じ条件下だとどちらの方が変形しないでしょうか? というような単純なものからスタートしました。

図1 比較の例.<strong>図1</strong> 比較の例.c

 このとき、設計者の頭の中にあるのは、

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