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CFDシステムにブレードサーバ96台を追加導入、船体全体の解析を2週間から2日にナカシマプロペラ Dell EMC PowerEdge M630

総合舶用推進機器メーカーのナカシマプロペラは、CFD(数値流体力学)システムに「Dell EMC PowerEdge M630」ブレードサーバを96台追加導入し、船舶用プロペラの品質向上と開発期間短縮を実現した。

» 2016年11月29日 09時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]
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 総合舶用推進機器メーカーのナカシマプロペラは、CFD(Computational Fluid Dynamics:数値流体力学)システムに「Dell EMC PowerEdge M630」ブレードサーバを96台追加導入し、船舶用プロペラの品質向上と開発期間短縮を実現。その事例をデルとEMCジャパンが2016年11月25日に発表した。

 船舶用プロペラで国内70%、世界30%のシェアを誇るナカシマプロペラは、「一品受注生産」をモノづくりの方針に掲げ、総合舶用推進機器メーカーとしてさまざまな挑戦を行ってきた。その中で、高効率なプロペラ開発を行うために、2008年からCFDシステムを導入。Dell EMC PowerEdgeサーバによるHPCC(High Performance Computing Cluster)システムを構築し、サーバを随時追加することで解析時間の短縮と解析精度の向上を図ってきた。

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