アンケート調査「設計・解析とクラウド」(2017年版)の結果レポート。
製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で実施した読者/会員アンケート「設計・解析とクラウド」(調査期間:2017年6月12〜30日)の結果をレポート形式にまとめました。
解析業務に携わっている人を対象にCAEツールの使用頻度を聞いたところ、週に1〜5日以上使用している割合が34.6%で、月1〜2回程度が26.3%という結果となった。解析分野としては「電磁場解析」「構造解析(線形)」「最適化解析」がいずれも25%程度と多かった。CAEおよび関連ツールの活用段階としては、詳細設計/構想設計/試作における“品質向上”が多く、早期段階での品質の作り込みへの意識の高さがうかがえる。
CAE活用の課題としては、「1ライセンス当たりの料金が高い」(27.0%)が最多。これを反映する形で、CAEのクラウド化への期待に関する声として「費用が安くなること」(26.1%)が最も多く挙げられていた。それ以外の期待としては、「解析スピードの向上」(14.2%)「解析の質の向上」(9.0%)が挙がっていた。ただ、その一方でクラウドに関するツール・サービス導入は進んでおらず、91.3%が「導入していない」と回答。設計・解析現場でのクラウド活用は「まだこれから」という実情が見て取れた。
さらに詳しい調査内容およびその結果レポートは、以下のダウンロードボタンから入手できる。
本電子ブックレットは、TechFactoryで実施した読者/会員アンケート「設計・解析とクラウド」(調査期間:2017年6月12〜30日)の結果を基に制作しています。
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