お題は「橋」、部材は「パスタ」。設計者向けCAEソフトウェア「SOLIDWORKS Simulation」を題材にしたワークショップでは、デザインが構造を強くすることを証明するため、パスタを使った強い橋作りに挑戦する。設計、解析、製造、実験、コンペの各プロセスを体験することで、設計者CAEの有効性だけでなく、製造を意識した設計の在り方(製造に優しい設計)など、モノづくりに欠かせないさまざまな気付きやヒントを得ることができる。
「パスタを使って、強い橋を作ってみてください」――。
そんな一風変わったワークショップが行われている。ミッドレンジ3D設計ソリューション「SOLIDWORKS」と、設計者向けCAEソフトウェア「SOLIDWORKS Simulation」(SOLIDWORKSのアドオン製品)を用いて、設計、解析、製造、実験、コンペまでの各プロセスを約1日かけて実践する内容だ。ソリッドワークス・ジャパンやSOLIDWORKSの販売代理店などが主導し、同ワークショップを企業や教育機関向けに展開しているという。
“パスタで橋を作る”というインパクトのあるワークショップの内容が一体どのようなものなのか? 今回無理を言って、通常約1日のコースを3時間にコンパクト化した特別ワークショップを開催してもらった。本稿では、同ワークショップの狙いとその内容について紹介する。
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