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独自の新生産設備の導入により、ほとんどの工程を自動化した新工場が完成京セラドキュメントソリューションズ

京セラドキュメントソリューションズは、京セラ弁公設備科技の敷地内に2017年7月から建設していた「OPC感光体ドラム第10工場」が完成したと発表した。

» 2018年09月25日 12時00分 公開

 京セラドキュメントソリューションズは2018年8月10日、中国広東省東莞市にある主力生産拠点、京セラ弁公設備科技(東莞)の敷地に2017年7月より建設していた「OPC感光体ドラム第10工場」が完成したと発表した。


 新工場は、総床面積1万1385m2の3階建てで、OPC感光体ドラムの生産工程で出る排水のリサイクルシステムや、排ガス処理装置を設置するなど環境にも配慮。また、同社独自の新生産設備を導入し、ほとんどの工程を自動化。これにより、OPC感光体ドラムの生産能力を2020年には現在の2.5倍以上に増強する見込みだ。

新OPCドラム工場 出典:京セラドキュメントソリューションズ 新OPCドラム工場 出典:京セラドキュメントソリューションズ

 京セラ弁公設備科技では、複合機やプリンタの生産に加え、消耗品のOPC感光体ドラムの生産も行っている。同社は、複合機やプリンタの受注拡大に伴い、低中速機に搭載されるOPC感光体ドラムの生産増強が急務であることから、OPC感光体ドラムの生産工場を増設した。


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