ウイングアーク1stは、シムトップスと共同で製造業向けIoTソリューション「MotionBoard for MC-Web CONTROLLER」を開発し、販売を開始した。
ウイングアーク1stは2018年5月、シムトップスと共同で、製造業向けIoT(モノのインターネット)ソリューション「MotionBoard for MC-Web CONTROLLER」を開発し、販売を開始した。設備を停止せずに設置でき、導入後すぐに効果を体感できる。
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機械設備の稼働信号配線に電流センサーを挟むだけでデータを取得できるシムトップスの「MC-Web CONTROLLER」に、ウイングアーク1stのBIダッシュボード「MotionBoard」を組み合わせた。これに、両製品の連携用データベースと機械設備8種ごとの機種別設定、目的別ダッシュボードテンプレートが含まれている。価格は255万円(税別)からで、別途年間36万円(税別)の保守料金が必要となる。
ユーザーは対象設備機械にセンサーを取り付けるだけで、工事や設備停止をすることなく、データを取得できる。取得したデータは、「デジタルあんどん」「稼働推移分析」「稼働率分析」「予防保全」などのダッシュボードテンプレートを用いて分析などが行える。
また、PDFやExcel、PowerPoint形式による稼働レポートの自動発行にも対応。データの可視化・分析活用化の作業を削減する他、取得データを活用し、生産性の向上につなげることができるという。
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