つながることで新たな価値を生むスマート工場は一部で成果も見られるが、“つなげる”プロであるシスコシステムズは「技術とビジネスの双方向に課題は残っている」という。その課題とは何か。
製造業において“つながる”ことは数年来のテーマとなっており、それは「IIoT」や「インダストリー4.0」「スマート工場」や「コネクティッドファクトリー」といった言葉で表される。大同小異ありながら、これらは“つながる”ことで新たな価値を生み出していこうという意志を示しており、一部では成果も上がっている。
しかし、産業用ネットワークにも精通し“つなげる”ことのプロであるシスコシステムズの鈴木和洋氏(戦略ソリューション・事業開発 兼 東京2020オリンピック・パラリンピック推進本部担当 専務執行役員)は「技術とビジネスの双方向に課題は残っている」と述べる。
ここではET2017で行われた鈴木氏の講演「コネクテッドファクトリーのその先へ 製造業のデジタルトランスフォーメーション」を紹介する。
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