富士通は、同社「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」で展開する「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE」を活用した「ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューション」の機能強化を発表した。
富士通は2017年1月12日、同社「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」で展開する「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE」を活用した「ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューション」の機能強化を発表。同年2月上旬より、SaaSで提供を開始するという。
ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューションは、製造業や建設業などの現場における熱中症の発生リスクの回避や、事故発生時の迅速な対処などを可能とする安全労務管理を支援するための機能をSaaSで提供するものである。
作業者に装着したセンサーデバイスで、温湿度やパルス数をセンシングし、同社独自のアルゴリズムで分析・解析することで、一人一人の熱ストレスレベルや身体負荷レベルの推定が行える。事前に設定した通知条件に合致した場合、管理者へアラームが通知されるため、作業者への休憩指示や万が一の事故発生時の迅速な対処など、作業者一人一人に合わせた状態管理が可能となる。また、加速度や気圧をセンシングし分析・解析することで、転倒や転落の検知も行える。
今回の機能強化ポイントは大きく3つある。
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