サイバネットシステムは、VR(仮想現実)設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」の最新バージョン2.0を発表した。
サイバネットシステムは2018年3月、VR(仮想現実)設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」の最新バージョン2.0を発表した。同年4月から販売する。
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バーチャルデザインレビューは、3D CADのデータを変換することなくVR空間に投影できるシステム。同じVR空間で、遠隔地の人を含む複数人がコミュニケーションを取りながらレビューできる。
最新バージョンの2.0には、VR空間にデスクトップ画面を表示できる「リモートデスクトップ機能」が加わった。VR空間の中で3D CADを操作し、形状をリアルタイムで修正したり、PC内の資料やWebブラウザを閲覧したりできる。
また、形状タグ、テキストタグ、音声タグなどのスマート付箋を付けた位置を記録・保存しておけば、次にバーチャルデザインレビューを起動した際に再現できる。これにより、レビューするポイントに事前にマークを付ける、レビューした結果を後で見返すといった使い方が可能になった。レビュー結果は、ヘッドマウントディスプレイを装着しなくても、画面上で確認できる。
さらに、VR管理画面からドキュメントやバーチャルカメラ、切断面をVR空間に表示できるようになった。他にも軸に沿った断面の移動が可能になり、ターンテーブル機能やVR空間に表示するドキュメントの拡大・縮小機能が追加されるなど、ユーザビリティが向上している。
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