東洋ビジネスエンジニアリング MOTION VR-DR
仮想空間で姿勢や動きを検証、デザインレビューに役立つVRソリューション
東洋ビジネスエンジニアリングは、仮想空間で人の姿勢と動作を検証することでデザインレビューを支援するソリューション「mcframe MOTION VR-design review」の提供を開始した。
VRを製造現場で! シミュレーションやレビューに活用
東洋ビジネスエンジニアリングは、仮想空間で人の姿勢と動作を検証することでデザインレビューを支援するソリューション「mcframe MOTION VR-design review」(以下、MOTION VR-DR)の提供を2017年10月2日から開始した。
MOTION VR-DRは、3D CADデータから仮想現実(VR)空間を自動的に再現し、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)とモーションセンサーを用いて、VR空間内での人の動きを検証する。これにより、工場/生産設備、生産ラインの新設や、製品の設計開発段階における操作性などのシミュレーションおよびレビューに役立てることができる。
◎「製造業のAR/VR活用」関連記事 ~導入事例、メリット、課題、動向~ など:
» 「ゲンバ」がAR普及を加速させる、2018年から急加速
» 「VRから目が離せない」トヨタの語る3Dデータ活用事例
» IoT、3Dプリンタ、ARを設計業務で手軽に活用できる「Creo」がもたらす未来
» 9兆円市場に成長するVR、「本命」用途へ足りない要素
サイバネットのCADデータ連携技術が高速/シームレスな自動VR連携を実現
3D CADデータを基に再現された仮想空間上で作業者は、HMDを通じて状況を体感しながら、モーションセンサーで計測された作業者自身の姿勢や動作を他のデータと一緒に記録、再生できる。
従来のVRを活用した手法は、ディスプレイ上に再現された状況を目で確認し、作業者の視点を追うやり方にとどまっていたが、MOTION VR-DRではこれにモーションセンサーを組み合わせることで、腕の角度など、作業者の姿勢と動作の情報を取得できるようになった。こうした情報は、作業性や生産性の検討に活用できるため、設計の手戻りを削減し、生産コストや作業条件などの改善に役立てることができるという。
HMDを装着した作業者の視点と全体の俯瞰的な視線を加味したシミュレーション結果は、数値解析された後、デザインレビューに利用。また、レビュー対象の可視化や共有が容易になるため、従来予見が困難だった問題点の早期発見にも効果を発揮するとしている。MOTION VR-DRには、サイバネットシステムのCADデータ連携技術が組み込まれており、データ変換や検証の手間を省き、高速かつシームレスな自動VR連携を実現する。さらにCAD上の設計変更を即座に反映できるため、レビューの繰り返しが容易になり、設計の最適化が図れるという。
MOTION VR-DRは、市販のハードウェア(モーションセンサー、HMD、PC)を用いて構築可能で、簡単な設定作業だけでVRを利用した効果を最大化できる。ハードウェアを除く、1インストール当たりの販売価格(税別)は750万円からとなる。
◎併せて読みたいお薦めホワイトペーパー:
» 「もっといいクルマ」を目指す、トヨタの3Dデータ活用事例
» PTCはIoTベンダーになったのか? CAD、PLMユーザーに向けたメッセージ
» 「カイゼン」を中心にデータ活用が進む製造業、課題はROIと人材
» デンソーのAIプロジェクトが目指すもの
» 自動車産業の未来予想図 ~変革の時代をどう生きる?~
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製品/サービス(製造IT)
生産性向上、品質向上、コスト削減、技術伝承など、製造現場の課題解決やカイゼンに役立つ、ITツール/サービスに関する最新情報をお届けします。
この記事の著者
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社 Green AI] 脱炭素投資をすぐ回収したい 自動車業界にも有効なCO2削減アプローチ -
製品資料
[株式会社 Green AI] 自動車業界の脱炭素はなぜ進まない? 実務で直面する“壁”の乗り越え方 -
市場調査・トレンド
[スマートジャパン編集部] 「ペロブスカイト太陽電池」の普及戦略が公表 政府が目指すコスト・導入量のロードマップを解説 -
市場調査・トレンド
[スマートジャパン編集部] 導入が加速する再エネ・系統向け蓄電システム コスト・収益性の現状分析 -
技術文書・技術解説
[スマートジャパン編集部] いまさら聞けない「ペロブスカイト太陽電池」の基礎知識と政策動向
関連記事
こんなメディアも見られています
TechFactoryに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
特集
- マテリアルズ・インフォマティクスの動向調査
- 研究・開発職のデジタル活用調査
- 設計・解析業務におけるAI活用
- 3Dプリンタ利用動向調査
- CAD利用動向調査
- つながる工場の現状と課題
- 製造業におけるAI開発および活用の実態
- 設計・製造現場における品質管理
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
ものづくり白書2026を読み解く
-
2
EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版:フィジカルAIが生み出す新たな「設計思想」――電子版2026年8月号
-
3
EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版:製造現場にフィジカルAIをどう実装するか――電子版2026年9月号
-
4
プリント基板設計の課題を乗り越えた成功事例集
-
5
Waymoの自動運転技術に迫る
-
6
IMUを活用してロボットの位置推定を強化、より高精度なナビゲーションが可能に
-
7
一時は時価総額トヨタ超え キオクシア2026年度の動向
-
8
CADツールの見直しは本当に必要? 切り替えの理由と効果を7つの質問で検証
-
9
動き出したファナックの「フィジカルAI」
-
10
生産に関する知識の習得だけではNG? ものづくり人材を体系的に育成する秘訣
TechFactory SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechFactoryをフォロー