IoTの実現とは「つながる世界」の実現に他ならない。しかし、そこにはリスクもある。ではそのリスク対策はどのように行うべきか、検討すべき項目を紹介する。「何を」「どのように考えるべきか」を整理することで、安全安心の実現に一歩近づけるはずだ。
情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(IPA/SEC)が公開した「つながる世界の開発指針」(2016年3月公開:以下、本開発指針)とは、IoT機器やシステムの安全安心を確保するために考慮すべき要件を、経営層や開発者向けに分かりやすく整理したものである。
本連載はこの開発指針を解説するものであり、第1回ではつながる世界にはリスクがあることを理解し、リスク対策は「経営マター」と認識して行動することが重要であると紹介した。今回はつながる世界のリスク対策を講じる際、検討すべき項目を紹介する
つながる世界「4つの課題」、対策は「経営マター」である
IPA発表の「情報セキュリティ10大脅威 2018」から学べること
IoT時代の製造業における「つながる」の意味
安全安心なIoT機器の開発に必要な技術とは?IPA/SECの手引書を読み解く
90億台の産業機器が「IoT機器」になる日、安全はどう保つCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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