凸版印刷は、国内外における安全教育の強化を目的に、安全に関する体感教育ができる施設「トッパングループ安全道場」を展開。国内3拠点で同施設を開設する他、海外展開の第1弾として、タイのSiam Toppan Packagingと中国のToppan Leefung Packaging&Printingにも開設し、現地従業員の安全教育に力を入れる。
IoTやAIを活用した製造プロセスの高度化や省力化などが進む生産現場では、危険要因が見えにくくなり、現場作業員の危険に対する感度の低下が問題となりつつある。そのため、労働災害や設備災害を未然に防ぐための取り組みとして、安全体感教育を通じ、危険に対する感受性を養うことなどが求められている。
凸版印刷では、グループ従業員の危険に対する感受性を養うことを目的に、安全に関する体感教育ができる施設「トッパングループ安全道場」を2010年より開設。さらに、その取り組みを海外子会社などへ展開し、現地従業員の安全教育の強化を目指している。
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