日本ナショナルインスツルメンツ(NI)は、錢高組がトンネル工事に試験導入した安全性・省エネ対策向けIoTシステムに、「CompactRIO」が採用されたと発表した。
日本ナショナルインスツルメンツは2016年5月12日、錢高組が高松自動車道 志度トンネルの工事現場で試験導入した安全性・省エネ対策向けIoTシステムに、同社の分散モニタリング/制御用プラットフォーム「CompactRIO」が採用されたと発表した。
山岳トンネル工事では、作業員の「安全確保」と「消費電力の削減」が重要な課題となるが、錢高組はIoT技術でこれらの課題を解決。坑内に誰がいるかを電子化すると同時に、どのような作業が行われているかを把握し、作業員の安全を維持したまま、電気設備を細かく制御して無駄な電力を削減するシステムを、イー・アイ・ソルとともに構築した。
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