TechFactoryオリジナルコンテンツの人気ランキングTOP10をご紹介。今回は世界規模で活動するティア1サプライヤー、ヒロテックが紹介した「製造業が変わらなくてはならない理由」が第1位となりました。
皆さん、こんにちは。TechFactory編集部です。
今回は、2018年1月1〜31日までの期間に掲載されたTechFactoryオリジナル新着記事コンテンツから、人気記事ランキングTOP10を紹介します(過去の人気記事ランキングを読む)。
今回の第1位は、PTCジャパン主催のイベントにて登壇したヒロテックの講演紹介記事です。ヒロテックはマツダやGMに自動車部品などを供給するティア1サプライヤーであり、その活動規模は世界的なものです。
講演ではヒロテックの生産技術研究所から主任研究員が登壇し、製造業が変革しなければならない4つの理由を挙げ、この山積する課題に対して、ヒロテックがどのように対処していったかを紹介しています。
そのなかで大役を担ったのは、PTCのIoTプラットフォーム「ThingWorx」でした。講演では統合IoTプラットフォームを採用した理由やスマート工場で可視化が重要な理由などにも触れています。変革しなければならない「4つの理由」やThingWorxが選ばれたワケ、そして、スマート工場で可視化が重要な理由などについては本文でご覧ください。
・PTC Forum Japan 2017|ヒロテック 講演レポート:製造業が変わらなければならない「理由」とスマート工場の実現に必要な「視点」
» オムロンが示す「産業用ロボットの未来」――人との新たな協調、設備との協調へ
» スマート工場の実現を目指す国内製造業の要求に「シフトレフト」で応えるHPE
» スマート工場化を目指す川崎重工業が導入した高性能RFIDシステム
日本を代表する、巨大製造業の1つがNECです。その製造するものはPCやタブレットといった普段の生活になじみ深いものから、サーバやストレージ、業務用ネットワーク機器、珍しいところでは人工衛星までと幅広く、また、「生産の改善」についても長らく取り組んでいます。
今回の第2位に入った記事では、NEC自身の改善事例を基に「IoTやAIといった最新ソリューションをいかにして製造現場へ導入するか」「導入に当たって留意すべき点は何か」など紹介しています。
» 「カイゼン」を中心にデータ活用が進む製造業、課題はROIと人材
» 77.3%が“つながる工場”実現に向けて取り組みを開始――経営層も投資に意欲
» PTCはIoTベンダーになったのか? CAD、PLMユーザーに向けたメッセージ
そして3位に入ったのは、連載「IIoT時代にこそ、日本のモノづくりが世界で強みを発揮する」の第3回、「ガラパゴス化しつつある日本の製造業、取り残されるプログラミング言語」でした。初出は2017年1月の記事ですが、「日本企業のガラパゴス化」という幾度となる取り上げられるテーマのためか、再度の浮上となりました。
この連載は第4次産業革命で求められるモノづくりの進化をリードしていくためには「製造現場のガラパゴス化」を解消することが必要という考えに基づき、ボトルネックであろう場所を指摘していく内容です。この第3回では「ラダー言語」を取り上げています。
文中でも指摘していますが、ラダー言語が悪いわけではありません。留意すべきはラダーに“方言”があり、全てのシステム構築をラダー言語に頼らないことです。1970年代に始まったPLCの導入以来、生産活動においてもソフトウェアの比重が高まっていますが、全てをラダー言語で記述することは現状に即していません。では、このガラパゴス化を解消するためには、どのような取り組みが必要になるのでしょうか。続きは本文をご覧ください。
・ガラパゴス化しつつある日本の製造業、取り残されるプログラミング言語
» 5分で分かるEtherCAT
» 産業用IoT向け“次世代イーサネット規格”とは?
» 基礎から始める FL-net 入門編
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