つながる工場やインテリジェントファクトリーは実効性を問われる段階に来ている。SFC2017では富士通が島津製作所やINESA、大和ハウスなどが導入した同社ソリューションの事例を紹介した。
製造業において「製造業IoT」や「インダストリー4.0」、それに「スマート工場」などといったテーマは話題性だけにとどまらず、実効性を問われる段階に来ている。それはさまざまな調査でも明らかであり、トピックを抜粋するだけでも「77.3%がつながる工場の実現に向けて取り組みを開始」(TechFactory読者調査)、「製造業の76.4%がIoT活用でビジネスが進展すると回答」(富士通クラウドテクノロジーズ調査)など、具体的な導入に向けて動きが盛んなフェーズへと突入している。
オートメーションと計測の総合展示会である「システムコントロールフェア2017/計測展2017 TOKYO」にて行われた富士通の講演では、島津製作所やINESA、大和ハウスなどが導入した富士通の「インテリジェントファクトリー」ソリューションの詳細とその効果、さらにはこれからの「インテリジェントな工場」を実現するさまざまな取り組みが紹介された。
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