日立パワーソリューションズは、生産設備の生産効率向上を支援する予兆診断ソリューションに、余寿命推定サービスを実現した予兆診断システム「HiPAMPS-PRO」を新たに追加。2017年12月1日から日本を含めたグローバル市場で提供を開始する。
日立パワーソリューションズは2017年10月31日、生産設備の生産効率向上を支援する予兆診断ソリューションに、余寿命推定サービスを実現した予兆診断システム「HiPAMPS-PRO」を新たに追加、同年12月1日から日本を含めたグローバル市場で提供を開始すると発表した。同システムは、IoTプラットフォーム「Lumada」の予兆診断ソリューションに用いられるソリューションコアの新ラインアップとして提供される。
これまで製造現場では定期メンテナンスの実施などにより、生産設備の保全および安定稼働が維持されてきた。しかし、近年、IoTや機械学習の活用の流れを受け、生産設備の状態変化を事前に検知して故障を回避し、機器の稼働率向上および保守費用の低減を実現しようとする動きが活発化。それに伴い、柔軟な設備保守計画を立案する必要性も高まり、高精度な設備の余寿命推定の実現に大きな期待が寄せられていたという。
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