NTT西日本は、安全に働ける職場環境の実現を目指し、バイタルデータと位置情報などを活用した作業者安全支援サービスの実証実験を開始する。
近年、「働き方改革」の重要性が増す中、安心、安全に働ける職場環境の実現への取り組みが加速している。しかし、その一方で、製造業や建設業の月間実労働時間は、人手不足などを背景に産業平均よりも高い状況にある。
こうした課題に対し、NTT西日本は「ICTで社会課題を解決する」をテーマに、バイタルデータや位置情報などを活用した作業者安全支援サービスの実証実験を開始。2017年8〜10月の期間(予定)、鹿島建設の協力の下、実環境にてシステムの有用性を検証し、早期実用化を目指すという。
実証実験では、現場作業者にリストバンド型センサーデバイス(富士通製)と環境センサーを身に着けてもらい、センサーからの情報を収集、可視化する。
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