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スマートグラスを装着した工場担当者が機器メーカーの指示を受けて自らメンテNTTデータ ニューソン/ヨシダ印刷/NTTデータ北陸

NTTデータ ニューソン、ヨシダ印刷、NTTデータ北陸は、NTTデータのR&D成果を活用して開発したNTTデータ ニューソンの「スマートグラスを活用した遠隔作業支援システム」の実証実験を石川県金沢市にあるヨシダ印刷の工場内で開始した。

» 2017年07月14日 08時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

 NTTデータ ニューソン、ヨシダ印刷、NTTデータ北陸は2017年7月3日、NTTデータのR&D成果を活用して開発したNTTデータ ニューソンの「スマートグラスを活用した遠隔作業支援システム」の実証実験を、ヨシダ印刷の工場内で開始したことを発表した。


 多くの生産現場では、製造設備の各種機器メンテナンスなどが必要な場合、その都度、機器メーカーから技術者や保守担当者を派遣してもらう必要がある。しかし、こうした対応では、人員到着までの時間ロスや代替コストなどによる生産効率の低下が伴うため、改善が求められていた。また、保守を行う機器メーカー側にとっても物理的な移動時間やコストといった手間が発生することから、効率的なメンテナンスの実現が急務となっていた。

 今回、こうした課題の解決手段として、スマートグラスを活用した遠隔作業支援システムの可能性を検証すべく、実証実験を実施した。

スマートグラスを装着するのは機器メーカーではなく、ユーザー自身

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