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「HoloLens」で生産現場を最適化、クラウドと作業員をARで接続安川情報システム デジタルマニュファクチャリング

安川情報システムがデジタルマニュファクチャリングへの取り組みを強化。マイクロソフト「HoloLens」などのARデバイスを用いた生産ライン支援ソリューションなどを提供する。

» 2017年02月02日 08時00分 公開
[渡邊宏TechFactory]

 安川情報システムがデジタルマニュファクチャリングへの取り組みを強化、マイクロソフト「HoloLens」などのARデバイスを用いて生産現場の情報を作業者へ伝えることで、作業の効率化や品質向上に取り組む。


安川情報システムのデジタルマニュファクチャリング

 同社は創業以来ICTを用いての製造業支援を行っており、近年ではクラウドを用いてにて生産現場身の見える化や状況分析を行う他、同じくクラウドを利用する故障予知サービス「MMPredict」や設備管理サービス「MMsmartFactory」なども提供してきた。

 HoloLensなど作業者が装着するタイプのARデバイスをこれらのシステムと連携させることでクラウドの情報をフリーハンド状態で閲覧可能となり、また、生産データの共有などもより素早く行うことが可能となる。

 加えて、遠隔地のサポート要員と作業員がリアルタイムに目視情報を共有しながらの作業を行うことも可能となることから、同社では「生産ライン、装置設計支援」「遠隔作業、保守作業支援」「設備、機器操作教育支援」などの用途に向けてARデバイスを利用したソリューションを展開する予定としている。

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