日本システムウエア(NSW)は、コンクリートなどのひび割れ検査作業の効率化と精度向上を支援するシステム「Crack Mapping System」の提供開始を発表した。
日本システムウエア(以下、NSW)は2017年4月24日、コンクリートなどのひび割れ検査作業の効率化と精度向上を支援するシステム「Crack Mapping System」の提供開始を発表した。1セット15万円(5ライセンス分)で提供し、3年間で300社への導入を目指すという。
同システムは、NSWと東京理科大学 小島研究室(理工学部 土木工学科)および大和田研究室(理工学部 経営工学科)が共同で開発したもの。錯視を誘発する画像処理を利用し、8方位からのエンボス処理(画像の濃度差を利用して画像の一部を浮き出たせる処理)を施した画像を元画像に合成することで、元画像の画質を維持したままひび割れを強調して表示する。
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